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シックハウス対策のリフォーム例 1

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シックハウス対策のリフォーム例  佐藤邸(仮名)

ケース1:シックハウス症候群患者 東京都○○市 60歳代 女性

■発症の原因
佐藤邸概観

自宅を全面リフォームして発症。
シックハウス症候群の原因となる主な化学物質を全て含んでいる工事だった。
その主な化学物質は

  • 床下シロアリ駆除剤
  • 床材のコルクタイル(下地合板、床暖房共)から放出される化学物質
  • 壁紙(ビニールクロス)から出る化学物質
  • 外壁の吹きつけ材 など
その後コルクタイルをヒノキのムク材にリフォームし直すが症状の改善は見られなかった。

■発症後の経緯

 発症後、北里大学病院(現・北里研究所病院)でシックハウス症候群(化学物質過敏症)と診断された。

 過敏症患者は外部から入ってくる臭いに敏感に反応するため、臭いが侵入してくる窓に室内側より目張りをしたり、床からの影響を受けないようにアルミホイルで覆ったりするなどの対策をとる。(右写真)

 その後、根本的な対策をはかるために空気のきれいな所を探し転々としたが、どこも適地ではなく結局自宅に戻らざるを得なかった。

窓を目張りしている

床にはアルミホイルを敷き詰める

再々リフォーム

シックハウスに精通していない業者のリフォーム

下地は合板を使っている 表はムクの板を貼っている為、見た目にはわからないが、下地には合板を使っている

 そこで自宅での生活を少しでも改善しようと、シックハウス対策の工事を工務店や設計事務所に相談し、再度リフォームを行った。 当然プロの業者や設計事務所にお願いしたのだからシックハウスについては大丈夫だろうと思っていた。
 
ところが信じていたリフォームの効果がなく、また自分の症状を理解してくれる人も見つからず途方に暮れていた。

 シックハウスについてよく知らない業者が工事をした場合、仕上げ材が自然素材であれば良いと考え、下地材は既存の合板を使って工事をしてしまう。(左写真)
  患者さんは自然素材を使ってリフォームし直したのに症状が治まらず不思議に思っていたと言う。患者さんは建築工事のことは分からないが、 身体反応で不良工事を見抜いてしまうとのこと。

  その為ご家族がシックハウスに精通している業者を八方手をつくして探していた。間もなくみつ和総合環境研究所に行き当たり、その後こちらに 「シックハウスの相談に乗ってほしい」との連絡が入った。

現在
  2000年にみつ和総合環境研究所でリフォームをさせて頂いてから現在に至るまで小刻みに工事を繰り返していますが(重症患者さんの場合は少しずつ工事を行う)、工事の度に身体に反応していた物がなくなり大変喜ばれています。

■行った工事について

洋室の床のリフォーム

 ジュウタン及び合板の下地を撤去し、新たに杉板下地の上に杉板のフローリングを貼った。 今回は壁、天井はそのままで床工事のみとなった。
  患者さんが一番気になっている所から重点的に工事を始めて行くのが当社の特徴。

リフォーム前
 
リフォーム後
リフォーム前部屋   リフォーム後部屋
  
シロアリ駆除剤に対する工事

 発症した原因のひとつとして、シロアリの駆除剤の散布がある。
 散布した薬剤が放散しないよう床下には珪藻土を敷き、さらに炭を敷き詰めた。
 その上からさらに珪藻土粉を敷き、シロアリ駆除剤の吸着力を高めた。

床下に炭を敷き詰めシロアリ駆除剤の吸着を行う

床下に炭を敷き詰める
床下に炭を敷き詰める

 
炭が敷き詰められた床下
炭が敷き詰められた床下
炭を敷いた上から珪藻土粉を敷く
さらに炭の上から珪藻土粉をまく
炭の上から珪藻土粉をまいているところ
 
敷き詰められた珪藻土粉
敷き詰められた珪藻土粉
  

 またコンクリート基礎には珪藻土で被い放散を防いだ。
 大引、根太は新規の部材と交換し、出来る限りシロアリ駆除剤の放散を止めた。

作業風景
 
珪藻土で覆う
珪藻土作業風景   珪藻土で覆ったところ
床下のシロアリ駆除剤の放散箇所を全て抑える工事
工事風景1   工事風景2
大引、根太交換・コンクリート基礎からの薬剤放散を防ぐために珪藻土を塗っている工事
工事風景3    
  

 床下の対策が終わったところで、部屋の内部の対策も行う。
 まずフローリングの下地材として荒床(杉ムク)を張り、さらに床下の化学物質が上がってこないようにアルミホイルを敷く。
 さらにアルミホイルは薄く破損し易いため、 炭シートを張り破損を防ぐと同時に炭シートで吸着をする。

作業風景
 
作業風景
下地材の上からアルミホイルを敷く
まずは下地板の上からアルミホイルを敷く
 
さらにアルミホイルの上から炭シートを
アルミホイルの上からさらに炭シートを敷く
  
フローリング工事

 上記シロアリ駆除剤の対策を行った部屋内部のフローリング工事を行った。
 仕上げはムク杉フローリング材を使用。 一般的にはムク材も防カビ剤等の処理をしているが、みつ和ではしていない建材を使用している。

杉の無垢板のフローリング
 

杉のムク板を使った床へ
  
ムク板で作った押入れのふすま

 床だけでなく、今回は押入れ(元は和室)のふすまもムクの杉板で作成。
 部屋全体がとてもナチュラルな雰囲気に統一される。

無垢板で作ったふすま
ムク板で作ったふすま
 
無垢フローリングと無垢のふすま
ムク板のフローリングと
ムク板で作ったふすま
  
その他床の工事

 影響のあったコルクタイルの床を杉板の下地、仕上げに杉ムクを使ったフローリングに。
 当然ですが、当社の工事には接着剤は使用しません。

リフォーム前
 
リフォーム後
コルクタイルの床
コルクタイルの床
 
杉の無垢板のフローリング貼りへ
杉のムク板を使った床へ
  
ムク板で作った玄関ドア

 玄関のドアも杉のムク板で作成。自然塗料を使い仕上げました。

無垢の板で作ったドア
 

杉のムク板で作成したドア
  
その他影響のあった場所への対策

 よくある既成の洗面所の化粧台BOXは一般的にはMDFで出来ている為、ホルムアルデヒドが大量に放散している。
  MDFとは木くずを接着剤で固めた板で、いわば接着剤の塊のようなもの。
 対策工事としてMDFでできている扉などを外し、アルミ製の脚を付けた。BOXタイプのように囲っていないので、化学物質がこもらない。

リフォーム前
 
リフォーム後
洗面台リフォーム前
よくある既成の洗面台
 
洗面台リフォーム後
影響のある扉などを外した

 エアコンは中古の物を探し、水だけで高圧洗浄したものを取り付けた。
  配管のプラスチックの臭いが出ない様に、アルミホイルでカバーをする工夫をした。

エアコンのプラスチックの配管をアルミホイルで覆う
配管のプラスチックをアルミホイルで覆う

 化粧板を接着剤で貼った柱だった為、接着剤に反応してしまっていた。
  全てけずり取ったところ患者さんはこの接着剤からの負荷を受けなくなったと大変満足していた。

影響の大きかった柱
意外だが柱から影響を受ける場合もある

工事のポイント(重症患者対応の工事の特徴)

 今回のお客様は化学物質過敏症の重症患者さんであった。みつ和では重症患者さんの場合のリフォーム工事は一度にしないようにしている。

その理由は以下のとおりである。

  1. 患者さんが一番強く反応する場所や部屋を優先的に工事をすることが大切である。
    患者さんは反応する幾つかのもののうち、だめな優先順位、つまり1番目、2番目、3番目と反応する優先順位をつけられない。
    ただ第1番目は強く感じるので、それを取り除くと第2番目が第1番目に昇格する。その時点で第2番目がはじめて分かる。 したがっていちどきには工事をしない様にしている。
  2. 重症患者さんの場合はかなり低濃度でも反応するため、全てをリフォームしなくてはならなくなる。したがって費用が掛かりすぎて患者さんに負担が掛かりすぎる。
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アトピー・アレルギー対策のリフォーム例